剣崎君が登場しました。
まだお話が途中であり、彼が誰なのかわからないけれど、彼はあの剣崎君なのでしょうか。音也さんのように、姿形が全く同じで違う世界に生きる「音也」もいました。
でも、自由な設定でクロスオーバーしていくのが、ディケイドの世界。ライダーそれぞれの物語はその放映時に、独立した世界として完結成立しています。その前提の上に、『ディケイド』があります。
だから、本当は誰かと、・・・この人は何なのだと、設定を探っていくのは無意味なのかもしれないと思うようになりました。ディケイドを見て、またその世界に新たな時を刻んでもいい・・でも、もうある世界の時間をそのまま止めて・・または物語を受け止め自分の中で流れていた時間のままにしておいてもいいと。
ブレイドの世界は確かにあって、1年間の放映を受け止めました。そして宝物のような思いが私の中に生まれました。もう一生絶対に忘れたりしない大切なものです。そこは絶対に何があってもブレはしません。
だから、本当は・・は、あるかもしれないけれど、放映された世界を見て、感じて、そして自分の心に落とし込んだものを、自分の真実として受け止めればいいと思っています。
彼は剣崎君?でも、違う人かもしれない・・
もしあの・・さよならも言わないで、後姿さえ見せないで旅立っていった剣崎君なら、もうどんなことをしても2度と会えることはないと思っていた剣崎君なら、どんなに・・もう奇跡みたいに幸せなことだと思います。
一瞬だけでも、会いたいと願っていました。
さよならも、ありがとうも、言いたいことがいっぱいあったのに、ボロボロのまま消えてしまったんだもの(涙)たった一人でどんなに寂しいのかって心配で、今はどうしてるんだろう、笑ってるのかな、友達、できたかな・・また橘さんたちに会えるかなって(涙)
もう本当に、ブレイドの世界は私の傍らにいつもあって、剣崎君に会いたかった。
でもそんな願いは、絶対に叶わないと思っていました。
ずっとずっと思い続けることだけしかできないって。
憂い・情熱・厳しさ・優しさ・・色々な思いを封じた静かな瞳・・その優しい澄んだ心は、透き通るように晴れ渡った空みたいです。綺麗で抱きしめたくなるけれど、決して届かない・・でもずっと包んで見守ってくれている、近くて遠い青空みたいです。
・・もし彼なら・・・。
でもただ一つ確かなこと・・・彼には椿さんが吹き込んだ命が宿っているということです。あと30分ぶんの放映しかないけれど、大切に見ようと思っています。